植物が枯れるとき、それは、新しいステージに進もう。というサインです。
植物を枯らしてしまったときのスピリチュアルサイン
家の中で育てていた植物が枯れてしまったとき、最近、お水をあげてなかったなぁ、などのちょっとした心当たりがあって植物を枯らしてしまったときは、そこに目を向けるまでの心の余裕が足りていなかったのでしょう。もしかすると、植物に対してだけではなく周りの人に対しても優しさや気遣いが足りていなくて、すでにそうしたことにあなた自身も気付いていて、苦しく感じていたかもしれません。「もっと〇〇したらよかった」と、気になっていることがあるのかも。
植物が枯れるときに受け取るスピリチュアルサインは、ものが壊れるときと同様で、そこにある物が持っていた「役割り」を終えたという意味です。
もう少し、詳しくお話しすると、植物をおくときって多かれ少なかれ、心が「癒し」を求めている状態だと思います。原因を直視して「真正面からぶつかって解決」というのではなく、ちょっと一休みしながら、目をそらす時間を欲していた、というか。でも、目をそらす必要がなくなったよ。というのが、花や観葉植物、木や葉など、植物が枯れたときのサインです。
目をそらす必要がなくなった理由は、問題の解決だったかもしれないし、あなた自身が強くなったからかもしれないし、環境の変化だったかもしれない、それぞれに理由はあるだろうけど、直視できないようなつらい期間は終わりが来たようです。
また、草木には枯れた後、ほかの植物の養分になるという面もあります。これまでのどんな経験も、次につながるものになるというあなたに対しての応援の気配があります。
家の中の植物が枯れてしまったときにとるべき行動。
「枯れてしまった植物」が家の中にあることは、風水でもとてもよくない状態と言われています。そのままにしておくと、家の中の運気が下がってしまいます。枯れてしまったのでしたら、その後、水をあげたり、なんとなくとっておくのではなく、思い切って捨ててしまいましょう。鉢植えでしたら、そこに入っていた土も栄養やいろんなものを使い果たしてしまっているものなので、近くに土のある場所があればそちらにかえしてあげてください。
植物や土を手放す時に、これまでの自分にたりなかったことを一緒に手放せる人は、そうしてみることをお勧めします。
その植物が家に来た時に、悩んでいたこと、欠けていると感じていたこと、ちょっとだけ過去を振り返ってみるといいですね。振り返ったら、後は進もう、と決めて1歩を踏み出す。「これまでありがとう」と伝えてみてください。イベントとして受け入れると良いと思います。
ドライフラワーをもらった時のスピリチュアルサイン
ドライフラワーを受け取ったときのスピリチュアルサインをお話しする前に。誰かが、別の誰かにプレゼントをしたい、という気持ち について、書いておきたいのです。
きっと、プレゼントを選んでいる間に自分のことを思っていてくれただろうこと、知らないところで自分のことを思い出してくれたのだろうという気持ちも、プレゼントには入っていると思いませんか?きっとそのプレゼントをくださった方は、あなたのことが好きなのでしょう。
ですので、ここでまずお伝えしたいのは、プレゼントってうれしいよね。ということ。誰かの心の中にあなたが存在していることがわかるものだからです。
ここではじめて『ドライフラワー』について考えます。何かを受け取るということは、あなたとその受け取るものが相応しいものになっていることをあらわしています。くださった方との関係や、相手の考えや思いが表れたということではなく、引力が働き、あなたの手元にきたということですね。
そう考えると、今、あなたがドライフラワーを受け取ったということは、あなたの現在持っているものが、みずみずしい魅力ではなく、カラカラになってしまっている、旬を過ぎている、最高の時期を終えた、というサインになるでしょう。何か執着しているものがあれば、それが今のあなたに本当に必要なのか、立ち止まって考えてみるといいでしょう。
また、やる気をどこか外部に持っていかれるような雰囲気が周囲にありそうです。心当たりはありますか?あなたの周りに「なぜか、会うと疲れてしまう」と感じている人はいないでしょうか。
現在の人間関係を含め、あなたにとって『今』必要なものは何か、見直すいい機会なのかもしれません。
最近、玄関のドラセナを枯らした私の受け取ったメッセージ。
最近、理由があって、玄関に長い間いられなくなってしまって。なぜか、そのタイミングで玄関に移していた鉢植えの観葉植物たち(本当なぜ!)に目が向かず、5年前に大切な人にもらってずいぶん大きく育っていたドラセナを枯らしてしまいました。
数年もの間、一緒に「育つ」という時間を過ごした植物なので、ショックを受けたのですが。本当は、元気がなくなってきた時に気付いて、お水をあげたり世話をするべきだったんですよね。結局のところ「見たくない」「問題から逃げたい」気持ちが自分の中にあって、解決から逃げた結果が「枯れた植物」です。私の場合、枯れたのは、関係がうまくいっていないと感じている間でした。
植物が枯れたとき、植物そのものよりも、くれた相手や一緒に見た相手、買う時に思っていた人など、誰かのことを思い浮かべたのであれば、その相手との関係を考えなおしてみるべき時です。その関係に、苦しさや何か変えたいという思いを持っているのでしたら、今はその『何か』を変える絶妙な時期なのだろうと思います。そして、その変化すべき場所は自分側にあるはずです。