口の中にできる口内炎にも、意味があるのではないかと感じたとき、やはり意味があります。
口内炎のスピリチュアルサイン
口は「食べる」ことと「話す」ことのできるからだの大切な器官です。食べることは、自分の中に命を取り入れること。話すことは、自分の周りに影響を与えることです。
その２つの邪魔になる、口内炎のスピリチュアルサインの意味はそれぞれにあります。
◆食べることへのサイン～
「食べること」に対するスピリチュアルサインは、健康への警告のサインです。不摂生があったり、体調面を大事にしていないなぁ、と感じたらすぐにあらためましょう。
食に気を付けているとその時からだの欲しがっている栄養がわかるようになります。内面が感じていることをそのまま受け取れるようになってほしい、というからだからの声であり、サインです。
◆話すことへのサイン～周りと自分と
もう１つの「話すこと」に対するスピリチュアルメッセージは、誰かがあなたの言葉で傷ついているというサインです。
あなたの近くにいる誰かの「気付いてほしい」「もう言わないで」という気持ちが表れているようです。このように、自分の内面だけでなく誰かの思いが体に出てしまうこともあります。
もちろん、これは相手の受け取り方の問題であなた自身の問題ではない、という考え方もできるのです。あなたの言葉を聞いた他人が勝手に傷ついているだけで何の責任もない、と言ってしまうこともできるでしょう。あなたが、他の人のことまで気にすることはない気もします。ここについての答えはみんな違ってよいと思います。
何がだいじなのかは人それぞれです。１つを大切だとえらんだから、といってそれ以外を大切ではないと切り捨てるわけでもないでしょう。
ただ、相手のことを話すとすれば、おそらくあなたの発する言葉や、あなたのことをどうでもよく思っていたのであれば、そこまで傷ついていないはずなのです。ここから先は、私の個人的な考えなのですが。この先、あなたが困った時に誰かに手を借りることがあるとして、あの人なら助けてくれるだろうと思い当たる相手への言葉は愛のある言葉だといいなと思うのです。
あなた以外の人の口内炎を知った時のサインは？
周りに口内炎の人を見た時には、その人に向けて言いたいことがなかったか、もっと具体的にいうとその人の言動に我慢していることがなかったか、思い返してみてください。
口内炎のできた本人が、誰に遠慮することなくこれからも発言していいのと同じように、あなたも好きなようにして良いのです。その関係にストレスを感じるのであれば、距離をおくとよいでしょう。
誰かに変わってもらいたいと考えるのではなく、またあなたが合わせるのでもなく、お互いに無理のないように、関わらないという選択があり、それは悪くないということを知っておくとがんばりすぎなくていいと思います。
２極化について思うこと
ここ数年「２極化」ということがいろいろな分野で話題になりました。スピリチュアル界隈だけでなく、ニュースからそう感じることも多かったですし、都市伝説でも同じこと言っているなぁ、とか、また星占いで有名な方まで。私も多分に漏れずその渦の中におりました。
ところで、私がみた２つの極は「強さ」と「繊細さ」の２つでした。自分をナチュラルに肯定できる『強さ』を持っている人と、自分への肯定は苦手な分周りの人へのやさしさが惜しみない人。きっと後者は苦しくなりがちなのですが。
実は、これを書いている今も、少し迷っているのです。私は強くはありません。「成功者の多い」「良い」と言われる強い方を目指して変わるのか、本来の繊細さをもった今の自分のままの成功を目指すのか。どちらが自分らしくて、なった時に自然に喜べるか、そこで選びたいですね。
どちらを選んだとしても、どちらも『自分』なのです。でも、この２極化は、おそらく１つの道にしか行けないのです。そして、今までの失敗のように「引き返す」ことができないのだと思います。
目指す方向につき進め。
２極化の話しを書いたのは、あなたが目指すものをはっきりさせておく必要があると思ったからです。
口内炎のスピリチュアルサインをおさらいすると、結局のところ『誰に何と言われようと、自分の信じた道のみが後悔しない道』という、ちょっと強いサインなのかな、と思います。
あなたが目指す方向に向かって、素直に存在しましょう。
もう他の人のことに目を向けずやっていくのか、他の人のことも気にしながら、自分も含めた全員が幸せな世界を目指すのか、あなたの行動の何が良いなどあなた以外の誰が決められるというのでしょう。ましてや何が悪いなど誰が言えるというのでしょう。
誰に宣言をせずとも、相談をせずとも、あなた自身の居心地のいい場所を作っていってください。